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第4回「脳の中のこびと」

大脳外観(大脳を左側面から見た像)



前 001.jpg 後



脳はその部位ごとに役割の分担があります。脳は、外見的に、左右対称的な専門的に言うと次の図のようになっています。これは、場所ごとに役割があることを示すためのものですので覚える必要はありません。

002.jpg


特に、われわれに身近な機能である感覚機能や運動機能では、脳のどの部位が体のどこに対応するかが良くわかっています。感覚機能でいえば、上図の横線赤の「一次体性感覚野」で右脳を縦切りにした断面を示すと、


前 003.jpg 後


のようになり、運動機能でいえば、先の脳の外観の図で、黒・印の「一次運動野」で左脳を縦切りにした断面を示すと、


前 004.jpg 後


のようになります。
 感覚系でも、運動系でも顔や指、次いで手など細かな感覚や動きを担当する場所が脳のなかでも大きな部分を占めているのがわかります。そこで、上の二つの図のように人間の体の担当する部位を脳の上に記すとあたかも人体のように並ぶため、この人間の図をホムンクルス(英語で「こびと」のこと)と呼びます。この、感覚機能、運動機能で脳が占める体積の割合で実際の人体を作ったモデルがイギリスロンドンの大英自然史博物館にありますのでそれを示します。

005.jpg 感覚野のこびと

006.jpg 運動野のこびと

両こびとはほぼ同じで、区別の必要がありませんが、顔と指が大きいのが印象的です。
 ここで示したのは、感覚機能や運動機能という比較的単純な機能ですが、われわれの五感、更に、思考、感情など様々な場面で実際の症状と脳の中の場所との対応があります。これを担当するのが神経内科です。

次回、第5回は「中枢神経と末梢神経」です。


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