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第12回 神経の病気と運転免許(その1 てんかん)

自動車運転には、持続する一定レベル以上の注意機能、認知機能、判断力、運動機能が必要です。そのため神経の病気のため運転が禁止されたり、制限が設けられたりする場合があります。神経の病気のなかでは、近年、てんかんや認知症の患者さんによる交通事故が注目されるようになり、道路交通法において両疾患での運転免許所持についての改正が行われています。この「ミニ知識」で、両疾患における自動車免許の扱いについて概要を示...

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第11回「多系統萎縮症」

読んで字のごとく、体の中の多系統が萎縮してその部の機能低下が現れる病気ですが、さて多系統とは何でしょう。人体には、消化器系、循環器系、泌尿器系など様々な系統がありますがこの「多系統萎縮症」は神経系に限って使われ、神経系の内で小脳系(小脳症状)、錐体外路系(錐体外路症状、またはパーキンソン症状とも言います)、自律神経系(自律神経症状)の3系統が障害される病気のことを言い、人体の他の系の障害では使いま...

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第10回「脳の左・右は体の反対側を支配」

第4回「脳の中のこびと」で、脳を左右対称に縦に輪切りにした断面で感覚中枢(感覚野)と、運動中枢(運動野)はほぼ同じ配列で以下のように順に並んでいることを示しました。首より上の部分、手指を支配する脳の部分が、他の四肢や体幹と比べると大きくなっていることがわかります。■大脳の縦切り断面図での「感覚野」の並び(大脳の右半分)              上外側            下           ...

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第9回「振戦」

振戦とはふるえのことです。健康な人でも、とても寒いときや恐い思いをしたとき、また、精神的にひどく緊張したときなどにふるえが起こることはよく知られています。振戦はいろいろなリズムや規則性で、四肢、頚部、体幹など全身のどこにでも起こります。安静時にみられたり(姿勢時振戦)、字を書いたり、物をもつなどの動作に伴って見られたり(動作時振戦)、ある姿勢をとった時に出たり(姿勢時振戦)などいろいろな現れ方をし...

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第8回「不随意運動」

自分の意思に関係なくひとりでに体が動いてしまう現象を「不随意運動」と呼びます。自分の意志で行う「随意運動」と対比されます。原則として緊張や感情の高まりで増強し、睡眠中には止まります。運動をコントロールする神経経路の本幹を「錐体路」と呼びますが、それを補完する神経経路の代表として「錐体外路」があります。不随意運動はこの錐体外路の異常で起こるのが原則です。脳の病気である、脳梗塞や脳出血の後遺症、パーキ...

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